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トピックス・DIYワンポイントアドバイス ユーホー
 

1 まずは害虫の種類と防除を確認しよう。
アオ虫… モンシロチョウの幼虫。緑色の幼虫で葉裏や結球部について食害します。
キャベツやハクサイなどアブラナ科の野菜に春から秋まで連続的に発生します。
防除のポイント 育苗時に寒冷紗などで被覆栽培すると、産卵が防止できるので、発生が抑えられます。卵は黄色で目立つので、早めにとってしまうのも手です。
ヨトウ虫・・・ 小さいうちは表皮を残して葉裏を食害して葉が半透明になり、大きくなると、葉に大小さまざまな穴ができることも。ホウレンソウ、ジャガイモ、豆類、アブラナ科の野菜などに発生。
防除のポイント 葉を食害する幼虫は1年に2回、5~6月と9月~10月に発生します。ふ化して20日間くらいは昼夜関係なく集団で葉を食べますが、その後は身体の色が黒褐色に変化し、昼間は土の中に潜り、夜だけ地上に現れて食害するようになります。土の中に潜るようになると、防除が難しくなるので、葉の裏に幼虫が集団でいるうちに見つけて、捕殺しましょう。
アブラ虫… 新芽や葉裏などについて養分を吸い、ウイルスを媒介します。ほとんどの野菜に発生します。
防除のポイント シルバーマルチで被覆すると、反射光によって、飛来が抑制されます。防虫ネットや寒冷紗で被覆を。
ネキリ虫… カブラヤガの幼虫で、日中は土の中にいて、夜間、地際を食べて苗を倒してしまいます。ホウレンソウ、ネギ、キャベツ、ハクサイカブなどの多くの野菜に発生。
防除のポイント 毎夜、次々と株を倒すので、株の周りの土を指で浅くほじり、虫を探し出して捕殺します。
ハダニ… 葉裏に1㎜前後の小さな虫が群がって養分を吸うため、葉の色が点状に抜けて、やがて全体的に白っぽくなります。キュウリ、トマト、ナス、サトイモなどに発生。高温と多湿を好み、梅雨明け以降に多発します。
防除のポイント なるべく密植をさけ、風通しをよくします。
2 害虫駆除の簡単アドバイス
害虫は基本的に見つけたらすぐに取り除くこと。小さいものはこすり落とし大きいものは手で取り除きます。その際、軍手をしたり、ピンセットや割り箸を使うとよいでしょう。

 

夜間に活動するヨトウムシやナメクジ類は、懐中電灯を持って見つけ出し、捕殺しましょう。ただし、ハダニやアブラ虫は増殖が早く、手でとるだけでは追いつかないことがあります。そのような場合には、家庭菜園の殺虫剤を使うとよいでしょう。

※家庭菜園用の殺虫剤は国の厳しい試験をクリアしています。取扱説明書をよく読み正しい使い方を守るようにしてください。