1．地震対策グッズを確認しよう

＜つっぱり棒＞
天井と家具の間のスペースを伸縮するポールによって固定し、倒れにくくするものです。強度の弱い天井の場合は、あて木をすると良いでしょう。

＜耐震粘着マット＞
家具やＯＡ機器その他、壊れやすい物の下に敷き、転倒・落下を抑制するものです。耐荷重を守って、平らな面に使用します。取り付け面は、ホコリ、汚れをよく取って下さい。

＜耐震ロック＞
地震と同時に揺れを感知して瞬時に扉をロックします。
食器などの飛び出しや落下を防ぎます。
※震度５以上において作動、揺れがおさまると自動的に解除します。

＜ガラス飛散防止フィルム＞
ガラスが倒れた時に粘着フィルムが危険なガラス片の飛散を低減します。ガラスから入る危険な紫外線をカットするタイプもあります。

２．火災対策グッズを確認します

＜スプレー型小型消火器＞
操作が簡単なスプレー式の小型消火器です。
重量も軽く、片手で初期消火ができます。台所の片隅に常備しておくと良いでしょう。

＜ＡＢＣ粉末消火器＞
普通火災、油火災、電気火災などあらゆる火災に消化力を発揮する万能タイプです。安全栓を引き抜き、レバーを握るだけです。誰でも簡単に使え、いざと言う時素早い消化が行えます。

＜火災報知器＞
センサーが温度を感知し、火事になる前に素早くお知らせします。ＡＣ100Ｖ式で電池切れの心配不要のものや、火災発生や機器の異常をわかりやすい「声」やＬＥＤでお知らせします。

＜防火マット＞
ガラスクロスとアルミ箔でできた焦げない、燃えない防火マットです。
万一火のついたタバコ、ローソクなどがマットの上に落ちても焦げず、燃えません。テーブルやタタミ、カーペットなどを焦げや汚れから守ります。

３．避難時に持ち出す防災グッズを確認しよう

非常用持ち出し袋などを用意しておき、中には非常食、水、救急セットなどをまとめておくと良いでしょう。携帯トイレやラジオ、タオル、保温シートなどもあると役立ちます。電源が必要ない手巻きの携帯充電器やＬＥＤライトなどもあると便利です。また事前に災害時の避難ルートを確認するようにしましょう。防災グッズは少なくとも一年に一度は中身の点検をして、足りないものを揃えましょう。