1.シニア犬の特性&飼う時のポイント A.動くのが苦手
無気力で動くのを嫌がるのがシニア犬の特徴です。例えば、具合が悪くないのに散歩に行きたがらなかったり、すぐ帰ろうとするようになったら老化を疑う必要があります。しかし、そうは言っても運動不足はダメです。犬のペースにあわせながら無理をさせない程度の散歩をさせましょう。
B.暑さや寒さに弱い
暑い時間帯に外へ出すと、熱中症になる恐れがあります。犬が暑そうにしている場合は、水浴びをさせるなどして体温を下げるようにしましょう。ただ冷房がきいた部屋は、夏風邪の原因になったり、鼻先や口が乾燥し脱水症状を起こすこともあります。また、シニア犬は被毛が薄くなっているため寒さが苦手です。風邪を引きやすいので体を冷やさないための配慮が必要です。
C.同じ環境を好む
シニア犬にとって「いつも同じ」でいることが安心材料となります。室内で飼っていた犬を外につないだり、頻繁にベッドの位置や散歩コースを変えたりするのは、やめましょう。引越しをしたときなどは、できるだけもとの環境と似るように工夫しましょう。
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