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今年こそ!ふすまの張り替えを
 
ふすまの張り替えにチャレンジ

新年に向けてお部屋の模様替えの季節となりました。今年はふすまの張り替えにチャレンジしてみませんか?

1 まずは、張り替えに必要な道具を用意しよう!
ふすまの枠や張りたい紙の種類にもよっても異なりますが、次の物を用意しておくと便利です。

2 ふすま紙の種類と選び方のポイント!
ふすま紙には、「糸入り」と糸の入っていない「鳥のこ」の2種類があり、糸入りタイプの方が耐久性があり、丈夫です。又、ふすま紙の貼付糊の種類は、大きく分けて3種類あり、一つは、水を含ませると糊がもどる「再湿性」タイプ。二つ目は、シールの様に裏紙をはがすとすぐに貼れる「粘着性」タイプ。三つ目は、スチームアイロンの熱と蒸気で糊付けができる「アイロン貼り」タイプがあります。それぞれ貼るときの難易度が異なりますが、一番手軽に貼れるのは「アイロン貼り」タイプで、比較的耐久性も良く張り上がりがキレイなのが「再湿性」タイプです。「粘着性」タイプの場合は、耐久性はあるものの粘着力が強く貼り直しがきかないので、初めて挑戦する方には少し難しいかもしれません。
※一般的に、ふすま専用の紙は和紙タイプのものが多く、もしお部屋を洋風にアレンジしたいのであれば、貼り方は同じ要領で行なえる壁紙を利用すれば、種類も豊富な為、イメージ通りのお部屋作りが演出できますよ。
 

3 貼り方の手順(再湿性タイプ)とポイント!!二人ですればラクラク!
まずは、釘打ちタイプと折合タイプを確認して、丁寧に枠をはずします。同時に、引手もここではずします。引手内側の上下に釘を打っているタイプが多く、釘抜きで引き抜き、マイナスドライバーなどを差し込んではずします。
※この時、はずした枠に番号を付けておくと組み立てる際に便利です。また、穴が空いている場合は、ふすま紙全体が均一に密着できるように、必ず補正処置し下地を整えます。
次は、ふすま紙を広げ、柄あわせをしながら、枠をはずしたふすまを載せて1cm位大きめに余白を取り切ります。そして、その切り終えたふすま紙の裏地にスポンジでたっぷりと水を含ませ、全体にむらなくたたくように塗ります。
★ここがポイント★

粘着性をより高める為、塗った後2~3分程度寝かします。
 
いよいよきれいに張り上げる最大のポイントに進みます。今にも貼りつきそうな裏紙の上にふすまをそっと置き、そのままひっくり返します。この作業は、空気むらを最小限に抑える為、必ず二人で行なうことをオススメします。しかし、二人で行なっても空気むらはできてしまうものです。間にたまった空気は、“なで刷毛”などを使用して、中央から外側に向かって押し出します。1cmの余白は、ふすまの厚みに折り返して貼り付けます。

仕上げは、はずした時の逆で、まず引手を取り付けてから、枠を組み立てます。番号を付けていれば、上下左右を間違えることもないでしょう。

 

おうちのメンテナンス。ふすま・障子・壁紙の張替え特集