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観葉植物の冬越し対策!
 

観葉植物の冬越し対策!

インテリアとしても人気の高いグリーン。
少しでも長く、上手に育てるためにも大切な冬のケアをご紹介します。

1 まずは、越冬温度の確認をしよう!
観葉植物の冬越しで一番大切ポイントは、やはり温度管理です。お持ちの観葉植物の越冬温度、つまり、冬を越すために必要な最低耐寒温度を確認しておきましょう。

●2℃~5℃の低温グループ
 アイビー・アジアンタム・オリヅルラン・パキラ・ゴールドクレスト・ピレア等
●5℃~10℃の中温グループ
 シンビジューム・シクラメン・ポインセチア・ペペロミア・ドラセナ等
●10℃~15℃の高温グループ
 アンスリウム・カトレア・セントポーリア・シンゴニウム・フィットニア等

最近の住宅やマンションは気密性が高く、保温性が良くなっていることから10℃までの中温グループは、比較的育て易くなってきていますが、高温グループに属する観葉植物は温度管理に注意してください
 

2 水のやりすぎに注意!
越冬温度が10℃までの観葉植物に対する第2の注意点は、「水やり」です。それは、ほとんどの観葉植物は冬の間、根や葉の活動が停止し休眠状態に入るからです。そんな時、夏場と同じような頻度で「水やり」を行うと水分を吸収できず、根腐れや凍結の原因となり冬越しができません。冬場の“水やりのコツ”としては、回数を少なめに、土の乾き具合を手でしっかりと確かめて、必ず午前中に行ってください。お水も「汲み置き水」や室温に近づける為に「お湯を混ぜた水」を与えると効果的です。また、鉢皿に溜まった水は捨てましょう。
またこの時期は休眠状態ですから肥料も必要ありません。
 
★ここがポイント★

・鉢皿に溜まった水はこまめに捨てましょう。

・高温植物以外は10月~4月の間は
 肥料は必要ありません。

 
3 高温グループの保温策!
越冬温度が15℃の高温グループの冬越しには、「保温策」が必要です。温室があればベストですが、無い場合もちょっとしたアイデアで大切な植物を寒さから防ぐことができますよ。
  1. ダンボール箱などで覆い、さらに毛布や布団をかけて保温。
  2. 植物をホットカーペットの上に置き寒さを防ぐ。
  3. 窓に雨戸があれば閉め切り、カーテンを二重にして保温効果を高める。
とにかく室温を植物の越冬温度に保てるかがポイントです。また、このグループの観葉植物には冬の間にも肥料が必要になります。アミノ酸入りの液肥がお勧めで、500倍程度に薄めて与えてください。
 

4 意外な落とし穴に気をつけよう!
冬晴れの午後、ここぞとばかりに観葉植物を日光浴に!とお考えの方。あまりされない方がオススメです。たとえ晴れていても戸外の温度は室内に比べてかなり低いうえ、急に気温が下がることも多々あるからです。しかも、うっかり入れ忘れて一晩中戸外に出しっぱなしなんてことになると、凍傷を起こして枯れてしまいます。また、随分冷え込むからといってストーブやファンヒーターのすぐ前に置くことも避けましょう。とても乾燥しやすく、葉焼けの原因となります。さらに暖房を消したときの温度差も激しく、植物の成長に良くありません。