DIYガイド｜株式会社ユーホー

■	自転車のパンク修理に挑戦！

1　まずはパンクかどうかを
　　チェック。
長く放置してあった自転車に「空気を入れてもすぐ抜けてしまう。」とか「ちょっと走ると何故か空気が抜ける。」といった原因のほとんどは、バルブ（空気を入れる部分）内にある虫ゴムの劣化です。チェック方法としては、キャップをはずしたバルブ先端に石鹸水を塗ります。泡が出るようであれば、虫ゴムを交換してみてください。それでも、空気が抜けるようであればパンクが原因と考えられます。

２　必要な道具
基本的に「パッチゴム」「ゴムノリ」「タイヤレバー」「ヤスリ」「洗面器」「空気入れ」があればＯＫ。下のような便利な「パンク修理セット」も売っています。

３　タイヤをはずし、チューブを取り出そう。
まずは、先程点検したバルブ本体をナットをゆるめ取り外します。次に、バルブ周辺から「タイヤレバー」をタイヤとリム（車輪）の間に差し込み押すようにして、きれ込みをスポークに引っかけます。約15㎝間隔で、2～3ヵ所同じ工程を行うと徐々にタイヤが外れてきます。タイヤが外れたら、バルブの所からチューブを取り出してください。

４　パンク部分の見つけ方。
取り出したチューブにもう一度バルブ本体を取り付け、空気を多めに入れます。そして、洗面器の水の中に順次チューブを沈めていくと、「プク・プク」と気泡が出てくる部分を見つけることができます。ただ、空気をいれた時点で「スー・スー」と音がする程、大きな穴が開いている場合はすぐに見つけることができますが・・・。次に水を拭き取り、穴の開いている部分を見失わないように印を付けてから空気を抜きましょう。

５　パッチゴムを貼って、
　　穴をふさぐ。
パンク部分が発見できれば、後はふさぐだけです。まずは、①パンク穴を中心に広めに「やすり」を掛け、拭き取ります。これは表面を削り、新たなゴム面を出すことで「パッチゴム」の粘着性を高める為です。次に②「ゴムノリ」を指に取り、③「パッチゴム」よりやや大きめに薄く塗ってください。2～3分程乾かし、触ってもベトつかないようになったら、銀紙の方からはがして④「パッチゴム」を貼り、⑤ゲンコツ又は、トンカチで叩き圧着します。後は、チューブのネジレに注意しながらタイヤにすべて押入れ、タイヤをリム（車輪）に収めます。最後にチューブのヨジレやタイヤとのハサミを防止する為に、タイヤ全体をほぐして終了です。

パンクの応急処置
外出中に突然パンクした時に便利なのが、「瞬間パンク修理剤」です。スプレータイプで、圧縮空気の中に霧状のボンドが混入してあり、バルブをゆるめて直接注入するだけでチューブ内にボンドが拡がりパンク穴がふさがります。ただし、大きなパンク穴には効果がないので要注意！

パンク修理セット（大）
490円

パッチゴム・ゴムノリ・虫ゴム・タイヤレバー・サンドペーパー・スポンジのセット

パンク修理剤
1020円

小型バイク・自転車用
瞬間　空気も同時に入ります

高圧タンク付ポンプ
580円

やっぱり空気入れはコレ！