１．植え付けに必要な道具
球根、鉢、鉢底石、鉢底ネット、培養土、肥料

２．球根の選び方
球根は養分の量が多く、病害虫におかされていないものを選びましょう。
チェックする点は、
１．傷がついていないか？
２．硬くて充実感があるか？
３．腐れ病斑がないか？
４．異常に小さくないか？
　

３．球根の消毒
植え付け前にちょっと一手間、殺菌・殺虫剤による消毒です。
品種別に球根をネットに入れて、薬液に浸けこみます。だいたい30分くらい浸して、その後球根を陰干しにします。
　

４．球根の植えつけ方
まずは鉢底ネットを敷いて底が隠れる程度の鉢底石を入れ、
その上に肥料を混ぜた培養土を入れます。
一般的には、根の生育ができるスペースが限られているので
球根の頭が隠れるくらい浅く植え、球根の下に根が伸びる余地を
多く残します。
間隔は、球根2個分あけるようにしましょう。
アマリリス、シクラメン、球根ベゴニアなどは水はけが良いものを
好む性質なので球根の肩部分が露出するくらいの浅植えにします。
　

５．育て方のポイント
Ⅰ：水やり
秋植えの球根は冬の水やりに注意しましょう。
水をやる場合は土の表面が乾いたら暖かい日の午前中にたっぷり水やりをしましょう。
夕方に水やりをすると鉢土が夜間に冷えてしまい、特に寒冷地では凍ってしまうことがあります。

Ⅱ：肥料
良い球根は無肥料でも開花しますが、球根に直接触れないように油かすや鶏ふんなどの有機肥料を
元肥として入れておくと、さらに元気な花を咲かせます。

Ⅲ：土をかぶせる
土は薄くかぶせ、手のひらで軽く押さえます。
※かぶせる量が少ないと風で飛んでいってしまうので注意しましょう。
　

Ⅳ：置き場所
基本的に日当たりの良い戸外に置きましょう。
霜にあてたり、凍結させないように軒下やベランダなどを選び、
風当たりの強い場所も避けます。
発芽まで乾燥させないように管理しましょう。

球根の植え付け特集!!