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トピックス・DIYワンポイントアドバイス ユーホー

1.芝生張りに必要な物を確認しよう。

芝苗、砂、培養土、芝の目土、ローンスパイク、スコップ、芝をカットするハサミ、ほうき

2.芝の種類を確認

高麗芝…家庭園芸用として最もポピュラーな品種。乾燥や肥料不足にも耐え、丈夫で栽培しやすいのが特徴です。冬は地上部が枯れますが、4月頃から急激に生長して緑色になります。
西洋芝…高麗芝に比べて葉の緑色が濃く、四季を通じて緑が楽しめる通年型の芝です。芝生のキメが細かいため、ゴルフ場などで使われますが、日本の高温多湿が苦手で、暖地では栽培に工夫が必要です。

3.芝を張る前に下地を作る。

下地がデコボコしていると、雨が降った時、表面に水が溜まりやすくなるので、芝生を張る部分の整地をすることが重要です。下地の水はけを良くするために、下地には砂を使い、その上に培養土を敷いて芝生を貼っていきます。

①雑草を取り除き、芝生を貼る場所全体を7cm程度掘ります。掘った表面が均等に平らになるようにします。
②水はけの良い下地を作るために砂を厚さ4~5cm程度敷き、スコップなどで砂を平らに慣らして全体に散水します。こうすることで砂が締まり、凹凸も解消させることができます。
③砂の上に培養土を敷きます。畑の土でもよいが、雑草や小石が入っていないことを確認しましょう。土を上に敷く理由は、保水性を高めて水切れをさせないようにするためです。
④スコップ等で十分に慣らした後、足で踏み固めて土を締めます。凹凸や段差ができないように丁寧に進めましょう。

4.芝生の張り方(メジ張り)

①となりの芝と3~4cm離して置いていきます。こうやって間を空けたほうが芝の脇から水が浸透しやすく、丈夫な芝に育てられます。半個分ずらして置いていくには、ハサミで半分の大きさにカットした芝を作ります。
②敷き終わった芝の上に『芝の目土』をかぶせます。目土は粒のそろった細かい土で、芝の生長に役立ちます。
③ほうきを使って芝の目土を芝全体に行き渡らせます。目地部分だけでなく芝生の表面にも土を入れなじませます。最後に、板の上から足で踏み固めます。
④芝生の根まで水がいきわたるようにたっぷり水をまきます。張ったばかりの芝は乾燥しやすいので水の管理が重要です。

5.芝張り直後の手入れ方法

芝苗を張った後1週間は、目土が白く乾いてきたら水をやるようにします。また2週間くらいはロープを張るなどして、芝生に入らないようにしましょう。
※水はたっぷりと与えたほうが良いのですが、表面に水たまりができるのはやりすぎです。

6.お手入れ

芝刈りは、芝の成長最盛期は月に4回、春と秋は月2回の割合で刈り込みます。
伸び過ぎた芝を急に短くすると光の当たっていない葉や茎が表面に出るので全体的に黄色くなり、枯れてしまう場合があります。何回かに分けて短くしましょう。
また、土が踏み固められると芝生の生育に良くないので、ローンスパイクで芝生に穴を空けて、通気性を良くし芝生の活性化をはかります。(ローンスパイクがない場合、穴は10㎝間隔、深さ10㎝、直径1㎝に空けます)