春植えの種じゃがいもには、男爵、メークイン、北アカリ、とよしろ、早生しろなどがあります。
特に家庭での栽培に人気なのは、北アカリで、ポテトサラダやふかして使用する料理にむいています。

プランターは30cm以上のものを用意します。
種ジャガの大きさが60ｇ～70ｇ未満であればそのまま、
それ以上だと２芽以上芽が残るように切り分け、
切り口をよく乾燥させ、切り口に草木灰をつけ、
切り口が下・芽が上に向くように植え付けます。
その際に種ジャガの間隔は20cm以上空けて置くようにしてください。
その後7～8cm土をかぶせます。
（植え付け後、すぐ水やりの必要はありません。

植え付け後30日ぐらいから芽が4～5芽生えて込み合ってきます。芽が8～10cm生えてきた頃、元気で茎の太い芽を残し、他の芽を摘み取るようにします。
※その際に芽を無理やり引っ張ると、株を傷めますので、ハサミなどで切り取るほうが良いでしょう。その後、株元に土寄せを行い、じゃがいもの肥料を追肥します。（土寄せする意味…じゃがいもは、光を当てると緑化し、内部に有害な物質を作ってしまうため）

花が終わり、葉が黄色くなりだしたころが収穫時期です。
収穫は晴れた日を選び、日陰でよく乾かした後、風通しの良い暗い場所で保存してください。
※じゃがいも（ナス科の植物）は連鎖障害が出やすいので、植え付けた翌年は、ナス科以外の植物を植え付けるようにしましょう。
※プランターの場合は、新しい土に入れ替えるようにしましょう。